全日本卓球選手権で水谷隼選手を見事に破り、初優勝した張本智和選手。14歳とは思えない強さに加え注目されているのが、張本選手が得点を決めたときに叫ぶ「チョレイ!」「チョーレイ!」といった迫力あるかけ声です。
「チョレイ」というかけ声には、どんな意味があるのでしょうか。そして、この「チョレイ」が不快で嫌いだという人も多いようなのですが、どうしてなのでしょうか。
「チョレイ」は中国語?意味は?
卓球のかけ声で有名なのは、福原愛ちゃんなどが使っている「サー!!」ですよね。「サー!!」は、
ヨッシャー!!
→シャー!!
→サー!!
という具合に、語源があるようです。
チョレイはというと、特に語源や意味はないようです。張本選手は(日本国籍を取得しているが)両親が中国人なのですが、中国人の卓球選手は「チョー」という言葉の入ったかけ声を使うことが多いのだそうです。
張本選手の母親によると、誰が教えたわけでもないのに幼稚園の頃から「チョレイ!」を言うようになったといいます。
「チョレイ」は不快?それとも・・・
相手選手は、あのテンションで叫ばれたら流れをもっていかれそうですね。水谷選手は対策として「耳栓をしようかな」と言っていましたし、監督からも控えめにするよう指摘されているほどです。
張本選手の「チョレイ!!」や「ハリバウアー」といわれているパフォーマンス?を不快だと感じている人は見ている側でも多いようです。
その理由としては、
・うるさい
・過剰すぎてイラッとする
・相手をバカにしているように聞こえる
という意見が多いようです。
また、張本選手は日本育ちですが、中国人だからマナーを守らない的な偏見もあるとも言われています。
さらに、静岡県では相手のことを見下す言葉として、「バカ」「まぬけ」「のろま」などの意味を込めて、「チョレイ」と言うらしく、張本選手がどういう気持ちで「チョレイ」と言っているのかはわかりませんが、見ている人は不快に感じるようです。静岡県民以外の人が聞いても「ちょろい」という言葉と似ていて、不快だと思っている人は多いかもしれませんね。
まとめ
ネットでは、張本選手の「チョレイ!」をただのかけ声なんだからとやかく言う必要はないという肯定的な意見の方と、うるさくて不快だと否定的な意見の方に別れているようです。賛否両論ある張本選手の「チョレイ」ですが、今後も続けていくのでしょうか。東京オリンピックなどでも活躍が期待される張本選手に、今後も注目していきたいと思います。