日本茶離れが進んでいる現在。経営が厳しく、お茶の栽培から手を引く農家もあるようですね。そんな中、注目されているのが茶の実油(ティーオイル)です。茶の実油はおいしいだけでなく、体にもいいんだとか。茶の実油とはいったいどんな油なのか?その効能は?調べました。
茶の実油の効能とは!
最近はオイルブームですね。オリーブオイルやココナッツオイルなど、良質な油は体にいいのだそうです。
茶の実油は、冬にお茶の木に実ります。そのままだと渋くて食べられないのですが、絞ってオイルにすると食べることができます。2粒でオイル1滴分だというからかなり貴重ですね。
茶の実油は、中国では昔から使われていて「不老長寿の油」と呼ばれており、体に嬉しい効能がたくさんあります。
茶の実油には、以下のような栄養成分が含まれています。
茶の実油の主な成分と効能
・オレイン酸
コレステロール低下、生活習慣病予防、便秘解消、美肌
・ビタミンE
美白、血流改善、抗酸化作用(老化防止)
・カテキン
抗菌作用、がん予防、肥満予防、コレステロール低下
オレイン酸の割合が多くオリーブオイルと似ていますが、茶の実油にはビタミンEやカテキンも含まれており、生活習慣病の予防に加え、アンチエイジングなど美容にも効果があるのが嬉しいですね。
茶の実油っておいしいの?
いくら体によくても味がいまいちだと残念ですよね。しかし、茶の実油はそのまま飲めるくらい美味しいのです。
口当たりはなめらかですが脂っこくなく、とても食べやすいです。味はナッツのような香ばしさがあります。和食、洋食など様々な料理と相性が合います。
バケットにつけるとオリーブオイルのような感覚で使えますし、お肉などを炒める際に使用してもおいしいですよ。ぜひ試してみてください。
まとめ
茶の実油はスーパーなどではまだあまりみかけませんが、ネットで購入することができます。これからブームの予感がしますので、一足先に試してみてはいかがでしょうか。