オホーツク海の流氷はどこからくる?2017年シーズン到来

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1月25日(水)北海道稚内市で、流氷が接岸するのが確認されました。稚内気象台から初めて流氷が確認された日のことを「流氷初日」と言うそうです。流氷は、冬の北海道の風物詩ですね。

 

 

 

 

 

本州に住んでいる人で、実際に流氷を見たことがある人はあまりいないかもしれませんが、冬の北海道に旅行に行った人の話を聞くと、それはそれは壮大で美しいものなんだそうです。今回は、「流氷」について調べてみました。

 

 

オホーツク海の流氷はスゴイ!

 

オホーツク海の流氷はどこからくるの?

北海道で見られるオホーツク海の流氷は、国産とロシア産のものが混じっています。最初に流れ着く流氷は、ロシア産。その後、北海道の沿岸でも水温や気温が下がり、国産の流氷ができます。

 

ロシア産の流氷は、シベリア大陸にあるアムール河の水がオホーツク海に流れ込み、その塩分濃度の低い海水がサハリン北東部の海で凍り流氷が生まれます。

流氷は厚さを増しながら、北風にのって北海道までやってくるのです。

 

流氷が、森の栄養をたっぷり蓄えたアムール河の水を運んできてくれます。世界遺産にもなっている知床の海洋生物の餌となって、生態系に大きな影響を与えています。

 

 

オホーツク海の流氷はどうやってできるの?

 

オホーツク海は、流氷が来る最南端なんだそうです。そもそも、真水に対し海水は凍りにくく、オホーツク海の寒さでも通常、海水は凍らないんだとか。

 

では、なぜオホーツク海に流氷ができるのでしょうか。

 

それは、オホーツク海の塩分濃度や水深が関係しているようです。

オホーツク海は、水面から50mくらいまでは塩分濃度が低くなっています。そのため、真水に近い状態となり海水が凍りやすくなるんだそうです。

また、海水は上の方と下の方の水が対流しているのですが、水深の深い太平洋などでは、海水が流氷のできる温度(-1.8℃)まで冷え切る前に、春がやってきてしまうため流氷はできません。

 

自然っておもしろいですね。

 

でも、何が一番驚いたって、-10℃以下にもなるようなオホーツク海が最南端ってことです。流氷恐るべし・・・。関東に住む私にとっては想像できない寒さです。

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流氷ツアーに行こう!

 

冬の北海道、旅をするとしたら「札幌雪祭り」か「スキー」くらいしかないと思っていませんか?流氷ツアーがとてもおもしろそうなので紹介します。

 

 

流氷クルージング

名前の通り、クルーザーに乗って流氷を見に行くツアーです。日の出を見たり、バードウォッチングをしたりできるようです。

 

 

流氷ウォーク

これは、流氷の上をただ歩くのではありません。

なんと、流氷が浮いている海にドボンとつかります!

でも、大丈夫!死にません!

専用ドライスーツを着用するため、寒くないし、泳げなくても勝手に浮くので心配ありませんと、ツアーのHPには書いてありました。

 

私の知り合いの方が、この流氷ウォークに挑戦したそうなのですが、とても楽しかったと言っていました。60歳過ぎの方が言っていたので、誰でも参加できますというのは本当のようです。

 

ツアー中にクリオネをみつけることもできるそうですよ。

 

 

まとめ

2017年流氷ツアーは、流氷が到着次第開始となっているので、もう始まっているんでしょうね。流氷のシーズンは、流氷初日~3月いっぱい(年により変わってきますが・・・)くらいまでのようです。

 

今年は、冬の北海道へ流氷を見に行ってみてはいかがでしょうか。

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