かつて、テレビや雑誌で活躍していたタレントでモデルのマリエ。現在は、デザイナーに転身し、ブランドを立ち上げるなど精力的に活動しており話題になっていますね。しばらくテレビなどで見かけることがなかったマリエですが、セレブキャラだったにもかかわらず6500万円もの借金を負っていたようなのです。芸能界を干され、借金まみれになったマリエ。いったい何があったのでしょうか。
マリエの父は石油王!セレブハーフキャラ確立!
マリエは、フランス系カナダ人の父親と日本人の母親をもつハーフタレントです。マリエがテレビで活躍していたのは10年ほど前で、そのころは今ほどハーフタレントは多くなく、新鮮でしたね。
加えて、マリエには「セレブキャラ」という強みもあり大ブレークしました。
バラエティ番組で語るのは、「ヘリコプターで迎えに来てもらえる」など、一般人には想像もできないほど刺激的なセレブの生活。
マリエの父親は、フランスの自動車用オイルの輸入代理店の社長で「石油王」と呼ばれることもあったようです。日本人の母親は、元キャビンアテンダントでサロン経営をする社長。
当時、マリエはセレブなお嬢様キャラで奔放っぷりをテレビで見せていましたが、キャラではなく素だったのでしょう。
奔放すぎて芸能界を干される!
マリエのわがまま奔放ぶりは相当なものだったようで、出演予定のテレビ番組や東京ガールズコレクションをドタキャンするなど、周囲の人の信用を失うような失態をいくつも犯していました。
仕事が徐々に減っていく中、芸能界を干されてしまう決定的な出来事が起こります。
それは、Twitterでの失言による大炎上。
東日本大震災の募金について批判する内容をつぶやいたところ、大バッシングを受けたのです。
マリエのつぶやき内容
・くだらねえ。世の中チャリティ産業
・芸能人はお金より現場に行って励ますほうが何倍も価値がある。
・金だけ出せばいいと思いやがって。
・いろんなとこから、募金だから金出せって言われて困る。
・募金しなければ批難される始末
言いたいことはなんとなくわかりますが、ふてくされたような態度が世間の反感を買ったのでしょう。大幅なイメージダウンとなり、マリエはテレビでほとんど使われなくなってしまいました。
募金批判の裏には事情があった?借金6500万円!
セレブキャラで、当然お金持ちだと思われていたマリエですが、マリエの父の会社は2009年には首が回らない状態に。マリエは父の会社を買い取り、6500万円もの借金を負ったと後に週刊誌に報じられました。
さらに、税金の滞納もあったようで何度か自宅を差し押さえになったこともあったようです。
そしてとどめは、両親の離婚。
まだ20代前半と若かったマリエ。
相当な挫折と借金のプレッシャーがあったことでしょう。
東日本大震災があったのは2011年でしたから、Twitterの炎上騒ぎがあった頃はすでに借金を背負い、募金どころの話ではなかったのかもしれません。
モデルからデザイナーへ!
昨年、マリエが久しぶりにメディアの前に現れ、世間を驚かせました。髪型が、ベリーショートになっているではありませんか!色は明るい茶色からダークカラーに。メイクも昔は派手でしたが、かなりのナチュラルメイクになっていました。もう、誰だかわからないくらいの変わりようです。
表情や雰囲気もふんわりと柔らかくなり、なんだかいい感じ。
借金がその後どうなったのかはわかりませんでしたが、アパートで一人暮らしをしているという噂もあります。
2017年現在は、ラジオのパーソナリティなどをする他、デザイナーの仕事に力を入れている様子。自身が立ち上げたブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS」の商品第1弾のTシャツは販売開始5分で完売するなど好評で、ファッションバスによるツアー(トークショーや販売を行う全国ツアー)を行うなど精力的に活動しているようです。
まとめ
若い頃の失敗や勘違いは誰にでもあるもの。どん底に落ちてもなお、やり直して成功する人は本当にスゴイと思います。大人になったファッションデザイナーのマリエは、今後どんな活躍をするのでしょうか。