元TBSアナウンサーで、現在はフリーとして活躍している吉川美代子さん。少し前までは、キャスターでバリバリ仕事をこなすキャリアウーマンといったイメージが強かった吉川さんですが、最近ではバラエティ番組の出演も増えて印象がらりと変わりました。そんな吉川さんですが、2月20日の「人生が変わる1分間の深イイ話」で、自身ががんであったことを告白しました。
吉川美代子アナ がんを告白
吉川アナは、番組の中で「ごくごく初期のがん」であったことを告白しました。深刻な状況ではないとしながらも、すでに手術をして抗がん剤治療も受けたことを話しました。現在は半年に1回程度検査を受けている状態だといいます。番組の中では、どこのがんだったかは話していませんでしたが、調べてみると乳がんだったことがわかりました。
ピンクリボンキャンペーンにも参加!
偶然なのか進んでなのかはわかりませんが、吉川アナは2014年のピンクリボンキャンペーンに司会として参加されていました。ピンクリボンキャンペーンとは、乳がん検診を呼びかけるイベントです。
そのときの話によると、吉川アナは2013年の2月にがんが発覚し、3月に手術を受けたとのことです。吉川アナがTBSを定年退社されたのは2014年の5月ですので、その直前に乳がんの治療を行っていたということになりますね。退社を目前にしてのがん発覚・・・。とてもショックだったに違いありません。
吉川アナ 両親をがんで亡くしていた
吉川アナは、告知を受けた際には冷静だったと感じながらも、病院の自動精算機に診察券を入れようとした際に手が震えて入れることができなかったと語っていました。
吉川アナは結婚していたことはあるようですが、現在は独身で子供もいません。両親はというと、お2人ともがんで亡くなっています。家族のいない吉川アナにとって、闘病生活はとても心細いものだったのではないでしょうか。
吉川アナのご両親は、まず父親ががんで亡くなり、四十九日のころに母親もがんで余命3ヶ月であることがわかったといいます。短期間の間に、一度にご両親を亡くされました。吉川アナのがんに対する恐怖心はきっと計り知れないものだったでしょう。
まとめ
がんの告知を受けること、がんと闘っていくことはとても勇気とエネルギーのいることだと思いますが、それと同様に周囲の人にがんを告白するということも勇気のいることだと思います。自身の体験を語った吉川アナはすごい人だと思いました。