大相撲の貴乃花親方が、8月21日の10時ごろ、秋田巡業のため訪れていた秋田県立体育館で突然倒れ、救急搬送されました。貴乃花親方は、屋外で幕下以下の力士を指導中にけいれんを起こして倒れたとのことです。幸い、意識はすぐに戻ったようですが、現在は入院中とのこと。けいれんというと「てんかん発作」が思い浮かびますが、貴乃花親方はてんかんの持病があったのでしょうか?けいれんを起こした原因を探りました。
貴乃花親方のけいれんはてんかん発作?
けいれんを起こす原因としてよく知られているのが「てんかん」ですね。
貴乃花親方はけいれんを起こして倒れたとき、目を見開いて体を動かすことができず、言葉も発することができない状態だったといいます。
貴乃花親方がてんかんの持病をもっていたという情報は今のところありません。しかし、てんかんがあっても周囲の人には知らせていないケースも多いので、完全に否定はできないでしょう。
そもそもけいれんは、脳に何らかの損傷などの異常がおこることで電流の回路が狂い、異常な指令を発することで起こります。
てんかんは、小児期ごろまでに発覚することが多く、成人になってから初めてけいれんが起こった場合、脳外傷や脳腫瘍、脳卒中などが強く疑われます。
貴乃花親方が、今回初めてけいれんを起こしたのであれば、脳の何らかの病気である可能性があり、心配です。
緊急入院で原因を調査中
救急車が到着したころにはすでに意識が戻っていたという貴乃花親方ですが、現在は入院し、原因を調査中のようです。
病院ではおそらく、脳の画像診断、脳波、血液検査などを調べているのでしょう。しかし、成人のけいれんの約半数は原因を特定できない「特発性けいれん」というもの。睡眠不足、感染症、発熱などの脳を刺激する様態や、脳の酸素や栄養の血病状対につながる異常(不整脈、血中酸素の低下、血糖値の低下)があると、病気の有無にかかわらずけいれんを起こしてしまうことがあります。
巡業中で寝不足や疲れがたまっていたところ、炎天下の屋外にいたことで起こってしまったという可能性も十分にありそうです。
大きな病気等ではなく、早く元気になってほしいですね。
貴乃花親方 以前から病気の噂も・・・
実は、貴乃花親方には以前から、精神疾患やがんなどの病気なのでは?という噂がたっていました。それもそのはず。現役のころ160kgほどあった体重を貴乃花親方はたったの2年で80kgに落としたのです。体重を急激に落としたことで、げっそりと老け込んで見えたのでしょう。貴乃花親方はがんで激やせしたのでは?と思う人が大勢いたようです。
力士は体への負担が大きく、短命な人が多いとよくききます。健康には十分に気を付けてこれからも活躍してほしいですね。
まとめ
日馬富士の一件からたびたび注目されている貴乃花親方。心身共に疲労がたまっていることは確かでしょう。入院して検査をするとともにゆっくり休んでもらい、これからの大相撲のためにも元気になって戻ってきてほしいですね。