モデルでタレントの佐藤かよさんは、元々は男性だったとは思えないほどのルックスで有名ですね。そんな佐藤さん、実は、女優でモデルの菜々緒さんと幼馴染みだったそうです。2人の幼馴染みエピソードを紹介します。
佐藤かよと菜々緒の出会い
佐藤かよさんは、名古屋生まれの埼玉育ち。菜々緒さんとは、埼玉県の幼稚園に通っていた頃からの幼馴染みなんだそうです。かよさんは当時は男の子でしたが、2人ともセーラームーンが大好きで、おままごとなどをしてよく遊んでいたといいます。
かよさんは、物心ついたころには女の子らしい振る舞いをしていたそうです。男の子と遊ぶよりも女の子と遊ぶ方がずっと楽しかったんですね。菜々緒さんは幼い頃からかよさんに対して、男だから、女だからという偏見無く接していたんだということがわかります。
かよさんは、小学校入学しランドセルの色の違いや、3年生の時に着替えが男女別に行われるようになったことなどから男であることに対して「違和感」を強く感じるようになったといいます。しかし、「性同一性障害」を題材にしたテレビ番組などを見ても小学生の頃はまだ人ごとのように感じていたとも語っています。
菜々緒さんとは、悩み苦しむ思春期を目前にして、小学校5年生のときに転校により離ればなれになってしまいました。
佐藤かよが菜々緒と再会するまで
かよさんは、中学校に入学すると思春期を迎えると共に制服なども男女別になるなど、自分は男ではないという意識が更に強くなりました。中学2年生の時に、母親とささいなことでケンカをし家出をしたことをきっかけに、家族に理解してもらえるようになりました。
14歳から女性ホルモンの注射による治療を受けているのだそうです。今でこそ、おネェタレントがテレビの人気者になっていたり、LGBTへの理解がすすんできていますが、かよさんが中学生だった当時は世間では今ほどの理解はなかったはず。家族の方から、かよさんが愛されていたことがわかりますね。
悩み苦しんだ中学生時代。「女の子として生きていきたい」と決心したかよさんは、中学卒業と同時に家を出て、アルバイトなどをして生活していきます。家を出てから4年後、念願だった婦人服売り場の店員として働き始めました。なぜ婦人服売り場かというと、大好きな女の子の洋服を着て働けるから。この頃には、すっかり女性として生活していたようです。
その半年後、雑誌社からスカウトされ、女性のモデルとして働き始めました。驚くのが、雑誌社にも男だったことは内緒にしており、あくまで女性として働いていたこと。この頃からすでにかなりお綺麗だったのでしょう。佐藤かよ恐るべし!です。
菜々緒さんとは、モデルになってから13年ぶりに再会しました。離ればなれになった5年生の時以来、会っていなかった2人。再開したら女の子になっているのですから、菜々緒さんは驚いたでしょうね。それでも、昔と変わらず大の仲良しになった2人。強い絆を感じます。
ちなみに、「戸籍以外はほぼ女の子になっています」とカミングアウトしているかよさん。顔などの整形は全くしていないのだそうです。菜々緒さんはというと、「卒業アルバムと顔が全く違う」と、整形疑惑もあるようですが真相はわかりません。
佐藤かよのカミングアウトのウラには菜々緒が・・・
かよさんはモデルをしていた頃、事務所の社長にも戸籍上は男であることを隠していたようですが、有名になってくるにつれて昔を知る人から「佐藤かよは男だ」というタレコミをされてしまうようになります。かよさんは、菜々緒さんにカミングアウトについて相談をし、決意を固めたようです。
菜々緒さんは、
「思春期の1番苦しい時期に一緒にいられなかった」
「誰にも言えず悩み苦しんだことは、想像を超えるものだったと思う」
と、語っています。
こんな風に思ってくれる菜々緒さんの存在が、カミングアウトする勇気につながったのでしょうね。佐藤かよさんのカミングアウトは、同じような悩みを抱える人にとって大きな励みになったと思います。
まとめ
2人はお互いに、自分のブログなどでもツーショット写真を公開しているようです。2人ともすごく楽しそうです!本当に仲良しなのが伝わってきます。これからも、2人のエピソードをブログやテレビなどでもっと話していってほしいですね。