最近のナゾトキブームで一躍有名になった松丸亮吾さん(22)は、名門・麻生中学校・高等学校から東京大学一類、工学部に進学した超秀才です。東大の謎解きサークル「AnoherVision」の代表を務め、著書である『東大ナゾトレAnotherVisionからの招待状』は50万部を超える大ヒットとなりました。
松丸亮吾さんの母親は薬剤師だったそうですが、どんな教育をされていたのでしょうか。また、松丸さんが東大合格のためにした勉強法とは?
松丸亮吾の母親は薬剤師ですでに他界
松丸亮吾さんとメンタリストDaigoさんが兄弟なのはみなさんご存じですね。こんな天才兄弟のご両親はいったいどんな方なのか気になります。父親の職業は調べてもわからなかったのですが、母親の順子さんは薬剤師をしていたそうです。読書も好きな方で家にはいろいろな本があり、亮吾さんもDaigoさんも自然と本に親しむようになったといいます。薬剤師ということで、物理や化学の本もあり、亮吾さんは興味をもつようになったそうですよ。母親がやっていることや好きなことを子供はまねしたがるものですよね。松丸家には、読書をして知らないことを調べたりすることが自然と身に付く環境だったのかもしれませんね。
また、亮吾さんは子供の頃はリビングで勉強していたそうです。リビングで勉強するほうが成績が良くなる傾向にあると世間でも最近になって言われていますよね。リビングのちょっとした物音がリラックスできますし、集中力もアップするのだそうです。そして、夕飯を作っている母親の目の届くところというのがまたいいみたいですね。わからなことがあったらすぐに聞けるし、サボることもできません。笑
亮吾さんもDaigoさんも母親の愛情をたっぷり受けて育ち、立派に成功したのでしょう。しかし、母親の順子さんは2012年(Daigoさん院生、亮吾さん10代中頃)に乳がんで他界しています。お二人が活躍する姿を見たかったでしょうね。
東大合格の勉強法とは?
亮吾さんは名門校である麻生中学・高校(中高一貫)を卒業後一浪して東京大学に合格しました。頭の回転が速く、勉強もできる亮吾さんでしたが何の努力もなしに東大に合格したわけではないようです。亮吾さんが東大合格のためにした勉強法を紹介します。
1日10時間の足かせ
受験生のときの亮吾さんの勉強時間は「1日10時間」。これは、親や先生に言われたわけではなく、自分でルールを作ったようです。勉強があまり好きではなかった亮吾さんは、「10時間勉強できたらその後は好きなことをしてよい」というルールにしてそれを目指して毎日勉強をしていました。自分がどうすれば勉強ができるか考える事が大事なようですね。
ちなみに、勉強を10時間したあとにする亮吾さんの娯楽は「数学の問題作り」なんだそうです。さすが天才・・・受験勉強と何が違うの?と聞きたくなってしまいますね。
劣等感をバネに!
兄のDaigoよりも9歳年下の亮吾さんは、中学時代には周囲から「Daigoの弟」としか見てもらえず、悔しい思いをすることが多々あったそうです。そんな経験があったから、兄Daiigo(慶応大卒)よりも上の大学に入りたいと、対抗意識を燃やしていたんだとか。とにかくDaigoの力を借りずに成功したいと思っていた亮吾さんは、東大に入っただけでは満足せず、自分の特技である問題づくりで本を出版。TVにも出演し引っ張りだこになったのでした。
Daigoへの劣等感はあったものの、兄弟仲は良好。亮吾さんなりに成功を収められたかなと思っていたときにDaigoさんから兄弟であることを公表しようと提案され、快諾。Daigoさんの力に頼らずにがんばってきたからこそ、兄弟であることをすがすがしい気持ちで公表できたようです。
兄弟と比べられ、劣等感でいっぱいになっても、腐らずに努力をし続けたことが成功のカギになったのですね。亮吾さんの才能はもちろん、人柄にも惹かれますね。
まとめ
松丸亮吾さんが東大に入り、ナドトキで大成功したのは、幼い頃からの母親の関わり方や兄への劣等感など、家族の影響が大きかったようですね。得意なこと・好きなことを極める、嫌いな勉強も工夫してメリハリをもって取り組む。亮吾さんの勉強法をぜひ試してみたいですね。