ヒアリが日本上陸!刺されるとどうなる?症状と対処法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
Sponsored Link

中国の広州市から神戸港に運ばれたコンテナの中から、危険な毒をもつヒアリが大量に見つかりました。ヒアリが日本に上陸したのはこれが初めて。世界の侵略的外来種ワースト100にも指定されており、今後、日本で増えていくのではないかと心配されています。

 

 

ヒアリ(別名:アカヒアリ、火蟻)

 

大きさ:2.5mmくらい

特徴 :赤茶色で腹部が黒っぽい赤色。攻撃性が強く尻に毒針がある。

生息地
南米。しかし、近年、オーストラリア、ニュージーランド、マレーシア、台湾、中国などに拡大している。

 

 

日本初上陸!増える可能性は?

神戸港へヒアリが入ったコンテナが運ばれたのは5月20日のこと。コンテナはそれから5日間陸上で保管され、26日に尼崎市でコンテナの積み荷を取り出す際に大量のヒアリが発見されました。コンテナの中に大量にいたヒアリは駆除されましたが、周辺に侵入した可能性は十分にあります。

ヒアリが侵入した可能性があるのは、コンテナが一時的に置かれた神戸市2カ所と尼崎市1カ所の計3カ所。現在、緊急に調査していますが、ヒアリは見つかっていないとのことです。

しかし、今回は免れたとしてもヒアリの侵入はもはや時間の問題だと言われています。ヒアリは雑食性で、生ゴミなども餌にすることができるため、人間のいる環境に適応しやすいのだそうです。少数でもヒアリが侵入すれば、瞬く間に日本中にヒアリが広がると考えられています。

Suponsored Link

 

 

刺されたときの症状は?

ヒアリの侵入がこれだけニュースになっているのはそれだけ危険性が高いということ。中には死亡するケースもあるといいます。

ヒアリに刺されたことのある人によると、ヒアリは肌についた瞬間容赦なく何度も刺してきて、かなりの激痛だったそうです。そして、刺されたところは腫れて、痛みやかゆみが1ヶ月ほど続いたとか。人によって症状の重さは違いますが、ヒアリの毒はかなり強いようです。

 

重症度別症状

軽症
刺されると、やけどをした時のような激しい痛みがあります。しばらくすると、かゆみが出てきて、10時間ほどすると膿が出てきます。

 

中等症
刺されると、激痛の後、数分~数十分の間に腫れが広がります。じんましんがでることも。

 

重症
刺されてから数分~数十分の間に、息苦しさ、めまい、動悸などを起こします。これは、ヒアリの毒により、アナフィラキシーショックを起こしているためです。治療が遅れると、命を落とす危険性があります。

 

 

ヒアリに刺されたときの対処法は?

・20~30分は安静にして経過観察をする。できれば刺されたところを流水で洗い、冷やすなどの処置もできるとなおよい。

・体調が悪くなったら、直ちに医療機関を受診する。アナフィラキシーショックをおこしている場合は救急車を呼ぶなどして、一刻も早く病院へ行く。

 

特に、ハチの毒などにアレルギーがある人は注意が必要です。ヒアリに刺されたら、体調に大きな変化はなくとも大事をとって病院を受診する方がよいかもしれませんね。

 

 

まとめ

ヒアリは、攻撃性がとても強く、ネズミやは虫類などの小さな動物であれば、集団で食い殺してしまうのだそうです。考えただけでぞっとしますね。もしも、ヒアリが日本でも生息するようになってしまったら、うかつに芝生で子供を遊ばせたりすることもできなくなってしまうかもしれません・・・。ヒアリは、熱湯や殺虫剤で駆除することができるそうですが、見つけたらまずは最寄りの保健所等に通報してください。

Suponsored Link
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*