今年も夏に向けて各店でクールビズ用のシャツなどが売り出されました。
  2017年のクールビズの期間やシャツの着こなしかたなどについて迫ってみました。
今年のクールビズの期間
2017年のクールビズの期間は
  5月1日~9月30日まで
  となっております。
  約5か月間でしょうか、数年前と比べて長くなったような気がしますね。
そもそもクールビズとは?
念のためふりかえっておきますが、クールビズというのは地球温暖化防止のために
  「室温28℃の中でも快適に過ごせるようにさまざまな工夫をする」
  を目標に環境省が2005年に取り組み始めたものです。
  そこでノージャケットやノーネクタイといったようにビジネス面においても
  軽装化をすることで、夏場を省エネルギーで乗り切る効果をはかっています。
  ちなみにクールビズは造語です。海外の方には全く通用しませんのでご注意ください。
  ※かっこいい・すずしいのCool(クール)にビジネスのbiz(ビズ)を組み合わせたものです。
クールビズ期間の服装や変化
クールビズもかれこれ10年超続いてきましたので、服装にも若干の移り変わりが見えてきたように感じます。
  まず原則としては上述のように
  「ノージャケット・ノーネクタイ」
  ですが、時と場合・職種によってはクールビズ期間中もジャケット・ネクタイ着用の方も見られます。特に営業職の方はノーネクタイではあってもジャケットを羽織っていることが多いように思います。
  それ以外の方の最近の定番の服装は
  ・半そでのボタンダウンシャツ(襟部分がボタンで止まっているもの)
  ・ボタンダウンのポロシャツ
  ・襟がない細見のポロシャツ
  ・やや細見のスラックス
  などになるかと思います。
  基本は
「クールビズではあるが清潔感がある」
  この辺りが重要であるかと思います。
  さらに個人的には生地もどれを選ぶかによってイメージが変わってくると思います。
  例えば同じポロシャツであっても
  「鹿の子」生地といわれるものは、動きやすく通気性は良いものの、やラフなイメージがあります。
  「ポリエステル」などの合成繊維は、強度がありつつ生地にハリやコシがあるためフォーマルに見えます。
  もしあまり社内にて服装に厳しくなく、作業的なものが多い場合は前者。
  対外的な業務が多い場合には後者を選ぶことで、相手に違った印象を与えることができます。
  また、「スーパークールビズ」といってアロハシャツや短パンなどで勤務している様子が取り上げられたことがありましたが、正直浸透しておらず現時点ではイマイチかと思うので控えておくのが無難でしょう。
 
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 クールビズ期間中の着こなし方
クールビズ期間中に限ったことではありませんが、公私問わず「清潔感」というものは非常に大事な部分であると思います。
  これが崩れてしまうとどんなに良いブランドで身を固めていても相手に与える印象は半減してしまうでしょう。
  ではその清潔感を保つためにはどうしたらよいのでしょうか?
  いくつか方法はありますが手軽にできるものとしては
  「色」を揃えることであるかと思います。
  この色のバランスを考えることで、廉価で売り出しているお店の服であっても相手の印象は良かったりします。
  結論から申し上げますと
  「紺」
  「白」
  「青」系
  「黒」
  この辺りの配色を揃えておけば間違いないでしょう。
  例えば・・
「紺のシャツに白のスラックスと茶の革靴」
これで清潔感はありますし
「白のポロシャツと濃いめのブルーのズボンに黒の革靴」
  でも少なくとも悪い印象はもたれないかと思います。
 模様が欲しければ
「白に青や紺のストライプシャツ」
  なども良いですね。
 このように配色のポイントをおさえておくことで、不思議と清潔感を簡単に出すことができます。
  また、最近はやや体にフィットするようなサイズ感が流行っている気がします。
  もし買い替える際には、ゆるくて着やすいという観点で選ぶのではなく、外見にも気をつかうと良いかと思います。
クールビズにおいての注意点
これまで記述してきたなかである程度の状態になったりしますが注意するべき点もあります。
それは
  何度も洗濯して、形が崩れ、ほつれていたり、ヨレヨレになったものは良くない
  ということです。
  特に「襟元・袖・丈」の部分によく表れてきます。
  これではどのようなものを着ていても結果としてマイナスイメージが強いです。
  お気に入りのものはずっと着続けていたいというお気持ちはわかりますが、スパッと諦めて新調しましょう。
まとめ
クールビズ期間中の服装についてご紹介しました。
  職場においては周りとの協調・連携も大事かと思いますので、様子を見ながらご自身の服装を変えていくのがベストだと思います。
 [オシャレは我慢]だと言われる方もいらっしゃいますが、快適性との両立を考えながらクールビズを楽しんでみてはいかがでしょうか。
